モーリス.ラヴェル
宮原音楽教室の部屋の壁には、有名作曲家の似顔絵がズラリと貼られています(*^▽^*)
小さい生徒さんは
「あの人たちみんなこっちを見てるみたい(*’▽’*)」
「あの人だれ?」
などと言いながら、順番に作曲家の名前を明記しているのを読み上げてくれます😄
その中で、「この人、どんな曲作ったん?」とよく聞かれる《モーリス・ラヴェル》について🎼📖
1875年3月にフランスに生まれる。
父親は発明家兼実業家でしたが音楽好きで息子が音楽家の道へ進む事を望みました。
ラヴェルの代表作に、バレエ音楽「ボレロ」や「展覧会の絵」のオーケストレーションなどがあります。またピアノ曲では「水の戯れ」の表現が素晴らしく、有名です。
ラヴェルは第一次世界大戦でトラック輸送兵として砲弾の下をかいくぐって資材を輸送する危険な任務の最中、腹膜炎の手術を受けたり、大戦中、最愛の母を亡くし極度の悲しみで作曲する力も衰えてしまいました。
1927年ごろから記憶障害などに悩み、1932年には交通事故に遭い症状は徐々に悪化していきました。
そしてこんな悲しい記録があります😭
「私の頭の中には沢山の音楽が豊かに流れている。それをもっとみんなに聴かせたいのにもう一文字も曲が書けなくなってしまった」と友人に泣きながら呟いたそうです😭😭😭そうして波瀾万丈なラヴェルの生涯は、62歳で終わりを告げました。
現在彼の最後の家が、ラヴェル博物館として残されています。