♫アストル.ピアソラ生誕100周年💠💠💠
2021年はアルゼンチンを代表する音楽家兼作曲家で1921年3月生まれの アストル.ピアソラ生誕100周年にあたります。
1992年の没後も多くのミュージシャンに多大な影響を与え続けており国内外ともにファンは増え続けています✨✨
バンドネオン奏者である彼は、タンゴを元にクラシック、ジャズの要素を融合させた独自の演奏形態を生み出しました。
ピアソラは子供の頃からジャズに親しみ、父のレストランでバンドネオン、ハーモニカを演奏していましたが、やがてタンゴの音楽性を知ることになります。そして音楽理論などを学びオーケストラ.タンゴを展開しましたが33歳の頃タンゴに限界を感じてクラシックの作曲家を目指し、渡仏します。当初は自分のタンゴ奏者の経歴を隠していたそうです。しかし、師事した先生からタンゴこそがピアソラの音楽の原点だと指摘され、タンゴ革命の可能性に目覚めます((o(^∇^)o))
そして翌年、帰国して活動を開始しますが、保守的なタンゴファンから前衛的なピアソラの作風に猛攻撃して「タンゴ破壊者」と罵った。そしてピアソラは命も狙われることになり家族でニューヨークに移住します。
ピアソラが38歳の時、父の死に捧げた曲を作り、翌年帰国して理想的な音楽編成を求めて楽団の結成、解体をくりかえし、世の中の演奏家はその楽団に所属できることは名誉だとされるようになっていました。
そして数々の傑作を残し71歳でこの世を去ります。
現在もピアソラの音楽は評価され続けていますが一方でこれはアルゼンチン.タンゴの本流ではないという厳しい意見も根強く残っているそうです。
有名な人物も皆、功績を残すまでに多大な苦悩があったという事がひしひしと伝わってきます(*^^*)
♪リベルタンゴをまだご存知でない方はぜひお聴きください。きっと、印象深く心に残ることでしょう❣️