🕰大きな古時計
♪大きなのっぽの古時計
おじいさんの時計〜♪
この曲は私も小学生の時に知り、その後レッスンでも生徒さんと今も歌い続けているポピュラーな歌です(^^)
歌詞の内容がとてもストーリーになっていて
天国へのぼるおじいさんと、今はもう動かないその時計(//∇//) なんだか寂しくなるお話です。だけど、歌は ♪おじいさんといっしょにチクタクチクタク ととてもリズミカルで重々しさがなく、子どもたちも楽しげに歌えます。この作詞者は、どんな風にこの曲を思いついたのかしらと、昔から気になっていました。そして調べてみると、この歌詞の内容は、全くのフィクションではなかったようです。
実は作詞も作曲もヘンリー.クレイ.ワークさんという人が作っています。
1876年に発表され、アメリカで楽譜が100万部売れるヒットとなりました。原詞では「おじいさんの古時計は棚に置くには大きすぎて、90年間ずっと床に置いてあった」となっていましたが日本語詞では100年になっています。
この歌詞の由来は、作者のヘンリー.クレイ.ワークさんがイギリス旅行した際、ホテルの玄関ロビーに止まった大きな振り子時計が置かれていたので、ホテルスタッフになぜかと聞くと、このホテルは数年前までジェンキンス兄弟が経営していたけれど、弟がまず病死し、だんだん正しく動いていた時計が遅れ始め、そのあとを追うように兄が世を去り、ついに時計は止まってしまった。そして針は11時5分をさしていて、それはちょうど兄が亡くなった時間だったそうです💦まるで、時計にも心があったかのようですね😭ジェンキンス兄弟と共に過ごした日々にピリオドをうったという事でしょうか(≧∀≦)
そしてこの歌が日本で急速に広まったのは1962年にNHK「みんなのうた」で放送された時からだそうです。
だんだんデジタル時計となり、振り子時計を見かけなくなりましたね🕰
今度からこの歌をレッスンで歌う時、生徒さんにこのストーリーをお伝えしようと思います(^.^)
ピアノ曲でも歌の曲もみな、その曲ができた由来があり、先ずその楽曲について調べて演奏すると、より心を込めて演奏できるようになります♪( ´θ`)ぜひみなさんも、ご自身のレッスン曲について、調べてみてください(^。^)♫