♫演奏の最初の音から最後の音まで大切に🎼
演奏を始める時には、自分自身の呼吸も整えて、第一音目を出す前から、しっかり準備ができていなければなりません。
それは、ピアノでも、歌でも、全ての楽器がそうです。
声楽であれば、喉の奥をしっかり開いた状態で発声しなければなりませんが、レッスンを続けていくと、それは徐々にコツもつかめて上手になっていきます。
ただ、歌い出しの最初の声が出てから開けるのではなく、前奏中から姿勢や歌う時の顔作りをして、初めの声をだすためにブレス(息継ぎ)をする時には、もう喉の奥が開いてなければなりません。
ピアノは手で弾くので、歌と違って息を吸わなくても手を動かし続けることはできますが、聴いている方が心地よく聴ける演奏にするためには、演奏者が曲に合わせた呼吸をしなければなりません。そうすることによって、きれいに自然な流れを感じるフレーズを出すことができます。
曲の最後は、「もう終わりだー」と油断してしまうのか、音の長さが短かすぎたりお粗末になりがちです。最後の音まで気持ちを込めて弾き終わりまたは歌い終わりなど、演奏の締めくくりを美しく、曲に合った終わり方をしなければなりません(^。^)♪