音楽の起源は!?
たまにレッスンの中で、音楽ってそもそもいつからあるの?と小さい生徒さんに聞かれることがあります。
そういう時は生徒さんといつからかなあ?と一緒に想像を膨らませて考えることも度々(^^)
ある生徒さんは、「人間がうたを歌いはじめた時から!」 また、ある生徒さんは「う〜ん、風の音とか雨の音とか自然の音がもう音楽そのものなんじゃない?だから地球が生まれた時から!」という意見まで…。いや〜ほんと、さすがにこの意見が出たときは子どもの想像力は本当に無限大だなと感心させられましたヽ(;▽;)ノ
答えは残念ながら誰にも分かりません…でも一般的な研究では色々諸説があり、
①古代では、風邪をひいたりするのは悪霊が取り憑いているからだと考えられていました。そのため、その悪霊を追い払うために唸り声や怖い音を鳴らす行為を行い、それが音楽に発展したという説。
②狩猟の際の音の合図から音楽が生まれた説。
③食物の豊作を祈るために音楽が生まれた説。
他にも沢山音楽の起源と言われるものは存在します。
今でこそ音楽は芸術であり、娯楽の一部にもなりましたが、いずれにせよ音楽の起源は人々の生活にとって、〈無くてはならないもの〉という認識の中で生まれたことに変わりはないようです(^^)
写真は今から4万年程前の世界最古の楽器と言われる、マンモスの骨でできた笛だそうです(°_°)