曲を四季で例えるなら?

 最近、レッスンの中でなるべく生徒さんに自発的に曲の雰囲気や特徴を感じながら弾いてもらいたいと思い、曲のイメージを季節と天気で例えるなら?という質問を時々しています(^^)

 タイトルが付いている曲だけでなく、バイエルやツェルニー等の何を表現しているのか具体的にイメージしにくい曲でも、この曲は春のポカポカ暖かいお天気の良い日の感じ!とか、ちょっと寂しい秋の曇りのイメージ!というように曲のイメージを生徒さん自身が具体的に持つことで、そのイメージが直接テクニックと結びついて豊かな音楽表現に繋がることを目的としています( ^ω^ )

 同じ曲でも、夏の嵐のような日と感じる生徒さんもいれば、冬の吹雪のような日と感じる子もいたり、感じ方はそれぞれです。夏だったら指先を立ててカラッとした音、秋だったら指の腹で柔らかくしみじみした音で…とか。
そのそれぞれ感じたことが直接指を通して音の表現に結びつく、だから同じ曲であっても違う表現が生まれる…これが音楽表現における個性だと考え日頃レッスンさせて頂いています。

 案外、指の練習やテクニックのことを考えて練習するよりも、ただただこんな音が出したい、ここはこんなイメージかな?と想像を膨らませて弾いてみると、うまく弾けなかったところがサラッと弾けてしまったり、急に良い音が出たりします⭐️

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