ゴジラ と 地震速報
昨日の宮城 福島震度6強で怪我をされた方や、現在も困難な状況でおられる方々が一日も早く元の生活に戻られますことを願っております。
地震と言えば「チャラン チャラン」というチャイムの音、ピアノの音階で表すと、ソドミ♭シ♭ミそしてこの音階の半音上を連続して弾きますが、この音を聞くと皆さんは恐怖心が高まりませんか?
そして話が飛躍しますが、皆さんは「ゴジラ」の曲「♪タタタ タタタ タタタタ タタタタター」ってどんな音楽かおわかりいただけそうでしょうか?(*^^*)この曲を聞くと、ゴジラのあの独特な歩き方と迫力ある顔が目に浮かんできます。
なぜ、地震のチャイム音とゴジラのお話なのかと言いますと…..。地震のチャイム音を作ったのは、東京大学名誉教授でおられる伊福部 達さんで、この方の叔父さんが「ゴジラ」の作曲者の伊福部 昭さんでした(^^)
伊福部 達さんは「音の福祉工学」の研究をされていました。そして、地震速報のチャイム音は緊急性を感じさせ、不安や不快を感じさせない、脳の深部に響く音としての条件を考慮して作られたそうです。研究を重ねられて作られたので本来は不安感は与えられない音階であるはずですが、皆あのチャイム音は、3、11の映像と共に記憶されて、悲劇のイメージが頭に浮かび、その作用が働いてしまうのでしょう。