もしかしたら、みなさんも学校の音楽の時間に、音楽の先生から

「高い声を出す時は頭のてっぺんから声を出すイメージで歌いましょう」

って言われたことあるかもしれません(^｡^)

　その頭のてっぺんに声を響かせるようなイメージの声を、頭声いわゆるヘッドボイスです。ヘッドボイスは喉を開くことも特徴で、より響く裏声になります。

　頭声と区別しにくいのがファルセット（仮声）です。俗に言う、裏声でヘッドボイスより、ふんわりとした印象です。一般に地声が出ない高い音域になった時に、ファルセットになります。

ファルセットは歌っている時に口に手をかざすと息が手にかかりますが、頭声（とうせい）の場合は手に息がかかりません

　頭声（とうせい）はオペラなどの発声法で、声帯の3分の1しか使わず残りの声帯は閉じた状態で歌います。ですから息の量も少なくなります。

　頭声で歌えるようになると、喉へ負担をかけず、遠くまで声を響かせる顔ができます^o^

頭声にぜひチャレンジしてみてください(^｡^)♫