♪美しく青きドナウ
先日のブログでもニューイヤーコンサートのお話をさせていただきましたが、そのコンサートでの定番曲の中に「美しく青きドナウ」があります。
「美しく青きドナウ」は「ウィーンの森の物語」と「皇帝円舞曲」とともにシュトラウス2世の「三大ワルツ」の中の1つで最も人気が高く、オーストリアでは「第二の国歌」と呼ばれています🙂🤞
1848年にヨーロッパ各地で革命が勃発し、オーストリアは1867年、プロイセンに戦争で負け、意気消沈して国民は強い挫折感にみまわれていました😭
そんな暗い空気を何とかして元気付けようと、ある合唱団が当時の人気作曲家ヨハン.シュトラウス2世に合唱曲の作曲を依頼しました🎼今まで合唱曲の作曲などしたことがなかったヨハンは乗り気ではありませんでしたが、強く頼まれて作曲しました。
すると、合唱団員はこんなパロディー的な歌詞をつけました😅💦
「ウィーン子よ、陽気にやろうぜ くよくよ嘆いているより 踊らにゃソンソン!」
不評でした(//∇//)
そしてやがて後に 水青き清らかなドナウ川を讃える歌詞とタイトルがつけられ、管弦楽曲にも編曲されて、世界中から愛される曲となりました💕
ピアノ曲としても、発表会などでよく演奏されています😊🎹
こんなきれいな有名な曲にも、踊らにゃソンソン〜〜みたいな おもしろい歌詞がつけられていたとは😆
音楽も歴史をたどると、おもしろい発見が色々あるものですね😊🌸