1 おお　ダニーボーイ　

　　愛しき我が子よ

　　いずこに今日は眠る

　　疲れた身体を休めて

　　眠れるすべはあるか

　　おまえに心を痛めて

　　眠れぬ夜を過ごす

　　老いたるこの母の胸に

　　おおダニーボーイ

　　おおダニーボーイ帰れよ

　2 おおダニーボーイ

　　愛しき我が子よ

　　便りもすでに途絶え

　　遥かなその地の果てにも

　　花咲く　春は来るか

　　祖国に命をあずけた

　　おまえの無事を祈る

　　老いたるこの母の胸に

　　おおダニーボーイ

　　おおダニーボーイ帰れよ

この　♫ダニーボーイ　は私の大好きな曲のひとつです。声楽のレッスンで生徒さんによく歌っていただいてます(^.^)

ダニーボーイの故郷と言われる町がアイルランド北部の方にあるロンドンデリー。

もしかしたら、♫ロンドンデリーのうた　という題名の方が皆さんご存知かもしれません。♫ロンドンデリーのうたに歌詞をつけて1913年♫ダニーボーイ　として発表されました。

そして国を超え、世代を超えて様々な形で愛され続けています。日本の歌手も色々な方が色んな歌詞で歌っておられます。

　世界的指揮者の小林研一郎さんもこの曲への思いは強く、アンコールで♫ダニーボーイ　を演奏することが多いというお話は有名です。小林研一郎さんのお父様が亡くなった日もこの曲を演奏していたそうで、その時の演奏したオーケストラの方々は、天に昇っていくマエストロのお父様への思いを込めて、特に優しい音色で演奏されたそうで、その演奏者の方々の思いがマエストロである小林研一郎さんに伝わったと言われています。

音楽は言葉がなくても、人の心に伝えられるんですね✨✨そしてその響きは、どんなに時が経っても、心に響き続けるのですね。