演奏者に託されるフェルマータ 🎼 〜
学校の音楽のテストにも出題される、フェルマータは演奏する上で大切な音楽記号です、この記号の意味は、音符や休符にフェルマータがつけられている時、その音符や休符の長さを、ほどよくのばしましょう ということです。ほどよくってどれくらい???と戸惑うかもしれませんが、記号の定義では、元の音符や休符の長さの2〜3倍の長さで、となっています。とはいえ、きっちり機械的に2倍や3倍を数えるのではなく、その曲の場面の雰囲気に合うように、指揮者や演奏者が感性豊かに表現します♪( ´θ`)✨✨
皆さんがご存知のベートーヴェン作曲ジャジャジャジャ〜ン ジャジャジャジャ〜ン交響曲第5番《運命》ハ短調の冒頭部のフェルマータの長さが指揮者によってずいぶん違います。ただ、この曲のフェルマータの長さの違いについては、指揮者のフィーリングによって変わっているのではなく解釈の違い、かつ理論的に根拠の違いによるものです。
皆さんはどのタイプのフェルマータの長さがお好みでしようか?(^.^)YouTubeなどで冒頭の演奏に注目して聴き比べてみてください(๑・̑◡・̑๑)