🏥術後16日目
「小さな空」
作詞・作曲 武満 徹
1. 青空みたら
綿のような雲が
悲しみをのせて
飛んでいった
いたずらが過ぎて
叱られて泣いた
こどもの頃を憶い(おもい)だした
2. 夕空みたら
教会の窓の
ステンドグラスが
眞赫(まっか)に燃えてた
いたずらが過ぎて
叱られて泣いた
こどもの頃を憶い(おもい)だした
3. 夜空をみたら
小さな星が
涙のように
光っていた
いたずらが過ぎて
叱られて泣いた
こどもの頃を憶い(おもい)だした
上の曲「小さな空」は武満徹さんの作詞 作曲です。
今から29年前の2月20日に武満徹さんは亡くなりました。
武満さんは、小学1年生の頃、当時一番下の従兄から、「諧調だ、諧調だな、おい聴け」などと言われて、手回しの蓄音機でベートーヴェンの「月光ソナタ」やメンデルスゾーンの「ヴァイオリン協奏曲」などのきわめてポピュラーなクラシック音楽を聴かされたが、武満自身は「なんとつまらないものを聴いてるんだろう」と感じたとそうです💦
音楽家になりたいと自覚したのは、終戦が近い時期に勤労動員へ行ったころで、1年間ほどを兵隊と暮らすが、見習士官の学徒出陣の兵隊に、半地下壕のような宿舎で内緒で聴かされたシャンソンのレコードに非常に感動し学校へ行く気をなくし何としても音楽をやりたいと考えるようになりました✨✨✨
クラシック音楽の道を選んだのは前述の従兄の影響だったようです♬
